【初心者 練習】「ギター伴奏」を分かりやすく「自転車」に例えてみた

ギターコラム

「ギター教室」に通うとどんなことを教えてもらえるのか、気になりますよね。
たいていは少しだけ基本の弾き方を学んだら、既存の「歌」に合わせて弾く段階に入ります。
それに対しては異存はありません。ありませんが生徒さんのほとんどは左手のコードがうまく押さえられないことばかりを気にして、そのことばかりのレクチャーに時間を割き、大事なことが伝えられないまま挫折されたりすることが多々あるのです。
実際、アコースティックギターの挫折率は9割以上とも言われており、講師はなだめすかし褒めて、なるべく辞めないよう苦心するのです。そうすると「本当はこういうのどうでもいいんだけどなー」ということにも辛抱強くつきあったりもするのです。

ギター講師の本音「左手よりも右手」

私はギターを小学生のころから弾いています。ギター講師は20年のキャリアになります。プロの世界も少しですが経験しています。そのうえで言わせていただきます。
「ギターは左手の何倍も右手が重要だし難しい」
なかなか直接説明してもまだ達してもいないことなので生徒さんにとっては目の前のバレーコードの障壁が目の前を覆っているだけです。

そこで

「ギター伴奏」の世界を「自転車」の世界に例える

ことを思いつきました。
これならわかりやすいはず!伝わるはず!

まずは私が習得をすすめている「ジャンジャカジャカジャカ」のストローク。
4拍子、8拍子、エイトビートにまで対応できる万能のストローク。
初心者にとって難関なのは、まずピックでのストローク。


これがなかなか大変。さらに「ジャンジャカジャカジャカ」はダウンとアップを交互に繰り返すので
ピックが指から逃げ出そう逃げ出そうと暴れるのです。
この「ジャンジャカジャカジャカ」の習得にかかる時間は10時間です。1日30分とことん「ジャンジャカジャカジャカ」を繰り返し練習して1か月ほどで殆どの人がマスターできます。

「自転車」に例えると「ジャンジャカジャカジャカ」はズバリ「ママチャリ」

誰でも練習すれば乗れるようになる。練習しなければ乗れない。多分練習なしで乗れる人はいない。
私が「ジャンジャカジャカジャカ」のマスターをすすめるのは「ママチャリ」だからです。
そのくらいの難易度だし、乗れるようになったら凄く世界が広がる。買い物にも便利だし遠いところにだっていける。乗れるようになった幸せをみんな知ってるから子どもに自転車の練習をすすめて、何度も何度も倒れて痛い思いをさせても、もう一度もう一度をうながす。だって自転車に乗れるようになったら絶対いいよね。これが「ジャンジャカジャカジャカ」ストローク。
もう世界が変わる。ほとんどの歌の伴奏ができるんですもん!

左手ばかり気にする人は「いきなり手放し運転をしたい!」と言っている

左手「F」などで挫折する人たちはいきなり「ウイリー」にチャレンジするようなもの
「ウイリー」とは昔の子供たちの世界ではやった前輪を浮かして後輪だけで走るテクニック。
分かりにくいなら「手放し運転」でも。まずは乗れるのが前提のテクニックですよね。
自転車を買ってもらって、手放し運転にチャレンジして、当然乗れない、転ぶ、もう自転車やめた!っておかしいでしょ?そんな人いないでしょ?
乗れるようになってからチャレンジしてコツさえつかめば誰でもできるようになるのに。

結構な割合で「若いころ親にギター買ってもらったんだけどFが押さえられなかったから、ギターは押入れの肥やしになった」「え?どのくらいギターは弾いたんですか?」「うーん、1日?」
多分1時間も触ってないのでしょう。安い買い物じゃないのにもったいない。
まずは簡単コードで「ジャンジャカジャカジャカ」を練習してたら人生が変わってたかもね。

難しいストロークは「スポーツタイプ」の自転車

16ビートを表すストローク、カッティング、ミュート、さまざまな伴奏テクニックがあります。
ロードバイクでレースに出る人は元々ママチャリに乗れた人です。
マウンテンバイクで山を走り回ってる人は、ママチャリを子どものころ頑張って練習した人です。
ママチャリに乗れることで可能性が広がったのです。
ママチャリに乗れないのに、いきなり山の中をマウンテンバイクで走ろうと思わないですよね。
ロードバイクで自転車に乗れるようになる練習をしている人を見たことなんかありませんよね。
そう、16ビートもカッティングも「ジャンジャカジャカジャカ」の上に成り立つのです。

ママチャリにも乗れない人たち

何年も前にギターを買って、未だ伴奏ができない人は「ママチャリ」に乗れない人と同じなのです。
たったの10時間「ジャンジャカジャカジャカ」の練習をするだけなのにね。

先輩たちのアドバイスは聞くな

ギターを弾ける先輩たちはたいていこの10時間のことを忘れているのです。
無我夢中で歌に合わせて「ジャカジャカ」朝までやってたらいつの間にか出来るようになってたパターンが多いのです。
だからその「ジャンジャカジャカジャカ」の大事さを知らずに「Fがむずかしいぞー!」とか「Fをこうやってずらすとな、ほらGになるんだ」とかマイナスの指導をしてしまうのです。

ママチャリに乗れないのにロードバイクのアドバイス?

ママチャリに乗りたいと思ってる人に「ロードバイクのビンディングペダルの難しさ」とか、「サドルは足が地面につかない位置まで上げるんだ!」とかトンチンカンなことを言っているようなものです。

さあ「ジャンジャカジャカジャカ」をマスターしよう

まずは練習に時間をかけるだけで誰でもマスターできる「ジャンジャカジャカジャカ」をマスターしましょう。
飽きないように動画に合わせて「ジャンジャカジャカジャカ」を練習できるシステムを開発しました。

【初心者 練習】「ジャンジャカジャカジャカ」習得レッスン1【とんぼ】
いきなりですが、アコースティックギター講師のあくたばーです。こんにちわ。リアルでは入門者をメインに有料で教えています。かれこれ20年やってます。うちではギター伴奏のリズムをストロークで出すことを最初のゴールとしています。世の中の、とくに日本

もちろんやり始めの数時間はうまくいかないですよ。当たり前です。
才能とかそんなのありません。練習するかどうかだけです。シンプルです。
でもできるようになったら、もうできなくなることはありません。自転車と同じです。
ぜひ!「ジャンジャカジャカジャカ」をマスターして世界を広げましょう!

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