ギター弾き語りで大切なのはたくさんの歌の伴奏をして、たくさん歌うこと。
右手でジャンジャカジャカジャカとリズムが刻めるようになったら
ドンドンレパートリーを広げていきましょう。
そうは言っても、やりたい歌のコード譜を見たら
E F#m G#m A B C#m
なんて
難しいコードが並んでるんですけど?
いえいえ例えばこの場合、カポを4フレットにはめれば
↓ E F#m G#m A B C#m ↓
C Dm Em F G Am
と
見慣れたローコードで弾けるのです。
これなら弾けますよね。
カポを使えば難しいコードも簡単コードに早変わり。
今回は簡単コードで弾けるキーを「C」と「G」に限定します。
なぜなら「C」なら上記の
C Dm Em F G Am
がメインのコードです。
「G」なら
G Am Bm C D Em
となります。これなら楽勝ですよね。
では現実、
他のキーのコードをどうやって「C」や「G」に変えるの?
インターネットでコード譜を公開しているサイトがありますよね。
有名なのは3つ。「楽器me」「J Total Music」「U フレット」というサイトです。
ちゃんと合法なサイトですから遠慮なく利用しましょう。
「U フレット」ならコードダイアグラムも表示されますので、とても良いです。
まあ、カポを使えばコードダイアグアムも要らないんですけどね。
その「U フレット」を例にカポで簡単コードにしてみましょう。
あいみょんの「マリーゴールド」を例にしてみます。
原曲キーは「D」。すると
こういうコード展開になります。
まあ「D」のキーは簡単なほうですが F#m Bmの流れがちょっと面倒。
そこで「C」のキーにします。あとで説明しますがカポを2フレットにつけるといいです。
もう「簡単弾き」と書いてますね。カポ2にすると
こういう風に簡単コードに変わります。弾けますよね?これなら。
実際あいみょんもカポ2につけて弾いています。
(カポ無しでDで弾くときもあるかも?)
簡単コードは左手に視線を移さずに弾けるので、マイクに集中できますから

「C」と「G」に変える2つの表だけ憶えよう
他のキーのコード展開を「C」に変えるにはカポを以下の表に合わせてはめます。
「C」から「G」まで載せました。でも「A」は?
例えば「A」のキーを「C」に変えるには9フレットに付けなければなりません。
7フレットに付けたときの画像です。
左手の範囲がギリギリですね。カポは7フレットまでが限界かも知れません。
できれば5フレットまでにしておきたいところですが
もし「F# G♭」のキーが出たら迷わず6フレットにしましょう。
では「A」とか「G#」とかはどうすりゃいいの?
こうすればいいんです。
「G」のコード展開に変えればいいのです。
「A」のキー
A Bm C♯m D E F♯m はカポを2フレットに付ければ
G Am Bm C D Em と簡単コードに変わります。
歌うときにキーを変えることもできる
余談ですが、プロの歌唱ってちょっとアマチュアには高いキーが多いんです。
カポが2フレットの場合、半音2つ分「1音(全音)」分、下げるとちょど良いことが多いです。
ジャンジャカジャカジャカ習得レッスンの
【ギター入門】「ジャンジャカジャカジャカ」習得レッスンその2【乾杯】
「乾杯」も
【ギター入門】「ジャンジャカジャカ」習得レッスン【スローバラード】
「スローバラード」も、
私は弾き語るときカポをつけずに、
つまり1音キーを下げて歌ってます。
カラオケのリモコンの「♭」を2つ押すのとイコールです。
ギターの指板の1フレットは半音単位です。
ということで、もう一度
この2つの表を頭に入れればどんなキーが来ても
カポ1つで簡単に伴奏することができるようになります。やったー!
ドンドン弾きまくるといいことが
左手のテクニックとかは後回しでいいです。たくさんの歌をまず原曲に合わせて伴奏して、
たくさんの歌を自分で弾き語って、そうしてリズム感やタイム感、相対音感を鍛えてください。
そちらのほうが左手にこだわるよりもミュージシャンとして大切なものが圧倒的に身に付きます。
聞いたことなある歌なら弾いたことがなくてもコード譜さえあれば
練習なしで伴奏ができるようになります。
いずれ「作曲」だってギターを使ってできるようになります。本当です。
明るい未来が待ってます。どんどん弾きましょう!
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