初めて買うギター。わくわくしますよね。でも、、
ギター本体を買っただけでは何も出来ません。
ギターの音を出すには、まずチューニングをして、ピックで弦をはじいて。
その前に家に持って帰るためのケースが必要ですね。
さて今回はギターを買ったときに同時に揃えたいものを10種類紹介します。
ケース
ギターを収納し、運ぶケースが必要です。付属でついている場合はいいかも知れませんが、
それが重たいハードケースだった場合は
これは頑丈でギターを保護するのにはいいのですが持ち運びが大変です。
楽器屋さんで購入した場合はソフトケース(ギグケース)に代えてもらえるか交渉してください。
軽くてしっかり保護機能も充実しています。
両肩にリュックのように掛けられるストラップがついているものを選びましょう。
今後ギター教室に通うとか、外で練習とかスタジオにこもるとか、ギターを運ぶ機会は多いです。
まずはギグケースを揃えましょう。
あまりに安い2000円とかのものはペラペラのビニールの可能性もあります。
しっかり厚手のものを選びましょう。
ギタースタンド
ギターを買ったはいいけど、ケースに入れっぱなしでちっとも触らない。
ケースにいちいち出し入れするのが面倒なんですよね。
ギターの挫折はこういう小さい障害から生まれます。
部屋の片隅にいつでもサッと手に取れるようにギターを出しておきましょう。
その際、倒れたり滑り落ちたりしないようにスタンドに掛けておきます。
これだけでギターの練習にすっと入れるようになりますね。必需品です。
部屋でだけ使うスタンドなら安価なもので充分です。
入門書
ギターを弾こう!でもどういう風に?まったく分からない。そうでしょうそうでしょう。
だからギターを買うのと同時に「ギター入門書」を揃えておきましょう。
ご安心ください。楽器屋さんにはたくさんの「ギター入門書」を揃えてます。
私がオススメなのは
ヤマハが出版している「アコースティックギターの教科書」。
CDもDVDもついてますからいたせりつくせりです。
この本と当ブログさえあればバッチリ弾けるようになります。
(個人的には近所の「ギター教室」に通うこともオススメします。)
チューナー
ギターを弾くときに最初にやらなければならないことはチューニングです。
ギター入門書にもしっかり説明がされています。
チューニングするにはチューナーが必要です。
「チューナーなんか使わなくてもチューニングできるんだぞ」という先輩の自慢は無視でOK。
プロだってみんなチューナーを使ってますから。
ギターのヘッド(先っぽ)に挟むクリップ式のチューナーが今主流です。
色んなチューナーがあります。値段も1000円から6000円するものまで。
いろんな機能(ピッチの調整、ギターやウクレレモード、半音下げ、上げモードなど)は最初のころは使いません。
というか使わないです。スイッチが小さいのでいつの間にかモードが変わってアタフタなんてこともありますから、
最初は機能が少なくシンプルで分かりやすいものを選びましょう。
ピック
アコースティックギターはピックで弦をはじきます。指先、爪ではじく奏法もありますが、まずは「ピックでストローク」を習得しないといけません。
おにぎり型ピックをアコースティックギターでは使います。このカタチだけを選びます。
厚さも様々ありますが、スタンダードな「ミディアム」(薄いのが「シン」、厚いのは「ハード」)がオススメです。
よく「初心者は薄いピックが弾きやすいよ」と先輩たちが言いますが、これも無視でOK。
おにぎり型のミディアム(0.73~0.75mmの厚み)を選びましょう。
ピックは消耗品ですし、よく紛失もしますので10枚まとめて買っておきましょう。
譜面台
譜面台がないと入門書を床に置いて、あぐらをかいてギターの練習?
あるいはテーブルに置いて、背中丸めてやる?
ギター習得の初期は姿勢が大事です。譜面台に本を立てて正しい姿勢でギターを弾きましょう。
カポタスト
いわゆる「カポ」と呼ばれているものです。
この「カポ」は弾き語りをやるのなら絶対に必要な道具です。
後日記事にしますが「カポ」を使いこなせないと弾き語りは不可能ってくらいなのです。
とにかく「カポ」はひとつ揃えておきましょう。
オススメは「カイザー」のカポタスト。
ちょっと値は張りますが、長持ちしますし、間違いのない使い勝手です。
弦の張り替えセット
ギターの弦は消耗品です。プロはライブごとに張り替えます。アマチュアも1ヶ月に1回は張り替えます。
低音弦がすぐに死にます。まあ初心者の頃は3ヶ月とか半年に1回でも良いでしょう。
もしかしたら練習中に弦が切れてしまうかもしれません。4弦はよく切れます。切れるくらい練習しましょう。
弦(ライトゲージ)
そう、まずは予備の弦を買っておきましょう。
弦もさまざまあります。
ギター先輩たちはやたら「細い弦」をススメて来ますがこれも無視。
ライトゲージ1択です。ベストです。
ヤマハの弦は信頼性高いです。
いざ弦を張り替えようとするとき何も道具がなくてもできないことはないです。
が、せっかくなので便利な道具を使いましょう。
まずは
ストリングワインダー
ギターの糸巻き(ペグ)をくるくる巻き取ったり、緩めたりできます。
手でペグを巻くことはできるのですが何十回と回すのを6弦分はちょっと大変なんです。
このストリングワインダーがあれば何倍も早く、楽にできます。
エンドピン(ギターの弦のお尻を止めてる穴に刺さったピン)を抜くのにも重宝します。
右の二つは弦を切るニッパー付。
個人的にはこのタイプが好きです。エンドピンを抜くのは結構しんどいときが多いのですが
このタイプのもののお尻のとこのフックみたいなところで挟んで抜くとスポと簡単に抜けます。
ニッパー
張り替えた後、余ったギターの弦はペグのところでカットします。
長渕剛みたいにそのまま切らないで余った先を真っ直ぐヘッドからはみ出させたり、
丸くまとめておいてもいいのですが、大抵の人は写真のように切ってます。
ただ結構太い弦は硬いのでストリングワインダーに付いてるニッパーで弦を切るのは心許ないです。
私は業務用のニッパーを使ってます。
スパンスパン切れますし長持ちします。
100円ショップのニッパーだと1~2回で使い物にならなくなります。(経験済み)
ただし業務用のニッパーは高価なので
専用のものがあります。安価です。私も欲しい。
クロス
ギターを拭く布です。楽器用のクロスは目が細かくギターを傷つけません。
このクロスがあるのとないのでは大きな違いで、いざというときに役立ちます。
汗や手垢を拭き取るのはもちろん、ギターを置くときのクッション代わりに使ったり
楽屋でスタンドに掛けてるときは人のギターと区別するためにクロスをかぶせて目印にしたり。
一枚用意しておきましょう。
ストラップ
ギターをぶら下げて固定できるストラップ。
最初の頃はつけなくてもいいです。が、いずれ必ず必要になります。必ず。
最初から揃えておきましょう。ギター本体のネックの付け根(奥田さんの写真のストラップの先)に
ストップピンが取り付けられてれば便利です。が無くてもヘッドに結び付けてとりつけられるのでOKです。
ストラップが必要なぐらいまでたどり着いたら、もう挫折の恐れはありません。
最初は無個性の安価なタイプで充分です。
使うようになるときはギターの世界も分かってくる頃ですので
ストラップを選ぶ楽しさをそのときまで残しておきましょう。
以上「ギターと一緒に揃えたいものズバリ10選」でした!
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